この記事は2010年7月の記録です。すっかり放置していたことを忘れてました(^^ゞ
我が家の初南アルプス南部テント泊記録です。
古いうえに季節外れでスイマセン。
夏休みは南アルプスのはしっこにいってきました(^∀^)
聖岳はともかく山がだいすきじゃないと絶対正しく読めない光岳。
「てかりだけ」って読んでる人がいたら、もうそれだけでその人が山好きなのがわかっちゃう。
たくさん山雑誌を見てもただでさえ少ない南アルプスの特集!
そのなかでもさらに小さい記事になってる聖岳と光岳。
なんたって、登山口から山頂まで文章10行くらいで着いちゃってます。
うーーーん。どんな山なのかな?
まだ夜が明けきらないうちの林道はなかなか恐怖でした。
あっちこっちで崖が崩れてて滝のように水が流れ落ちて、場所によっては
まるで小さな川を渉るようなところもあった。
(現在はコンクリ崩落の危険があるそうで夜間の通行は禁止されています。
出発前は必ず最新情報を確認してください。)
聖光小屋の駐車場で出発の準備。
なんとワタクシ。あたらしいザックデビュー(^∀^)
70L!ジーノンちゃんです。
しっかり腰で持ってるかんじですが、重いものは重い!
今回は17Kgを背負います(TДT)
でもこのザック。30Kg入れたって大丈夫らしい。。。
ザックが大丈夫でもワタシには背負えないケド。
車の後ろで準備中に隊長がなんか足元ちくっとしたらしくて見たら、、、ヒル!
まだ山に登ってないのに。。。
隊長のテンションはダダ下がり。
すぐ気がついたからかまだ吸われてなかったし、きれいにはがれ落ちて
出血も少なかったのでひと安心。
ホントは無理やりはがしてはいけないらしいんだけどね。
火を近づけたり、酢酸をかけたりするらしいとあとで知りました。
よい子は隊長のマネはしないでください(-_-)
小屋の目の前の登山口からいよいよ南アルプス登山スタートです。
トンネルを通って平坦な道を進みます。
もっと整備されてなくて荒れてるかんじかな~と勝手に思い込んでたので
意外と歩きやすくてびっくり。
1回150Kg。。。
サバよんでても、2人で乗って沈んだりしてばれちゃうのかな?(^皿^)
西沢度につくと、こんな案内が・・・。
増水したら使うかもですが、ちゃんと木橋があったので今回は使いません。
歩いたほうがあっという間です。
もちろん体重を隠すためじゃないですよ。
廃屋のようになってる営林所の建物の奥から急な登りが始まります。
けっこうかなりすごくひたすら急な登りの連続。。。
しかも、なぜか今回、隊長もワタシもアブに好かれてしまいました(TДT)!!!
Booooooo!!!Booooooon!!!
ずーっと、3周くらいまわりをグルグルしてついてきては、
ちょっとのあいだ消えて、またグルグル3周。。。
音がうるさいしカラダがでっかいし、けっこうこわい。
おかげで急な登りと樹林帯の暑さで休みたいのに休めない。
アブから逃げるようにひたすら登ります。
ザックが重くて決して速く逃げられないのであいかわらずグルグル3周ですが・・・。
ずっとずっと急登。。。
どこまでもつづく。。。
展望があれば気持いいのになぁ~(´Д`)
隊長も今回はザック重量24Kgくらい。足が進まない。
バテバテで休憩してランチ。
今回はつくりません!
たぶん疲れて作りたくないよねーという読みでした。
ランチパック様おいしいです(^∀^)
2314.1mですよ。なんで、まだ樹林帯なの~!
さすが森林限界の高い南アルプス。
それでも、ここからもうひと登りすると・・・。
やっと景色が変わったー!!!
やっぱりアルプスはこうでなくっちゃ!!!
南岳、上河内岳、光岳方面が青空に映えてキレイ~。
見える山々が緑色で雪渓とか岩があんまりないのも新鮮。
もうここまで来たら、小屋まで20分の下りなので安心してのんびりできる。
じつはここまでほとんどお花がありませんでした。
いきなり色とりどりのお花さんたちであふれてますヽ(^∀^)丿
お天気がよくてここをはなれるのがもったいなくてダラダラと写真撮影タイムヽ(^∀^)丿
アブのグルグルも1周くらいになってくれたので安心です。
薊畑で休憩中、聖岳からグループが下りてきたなって見ると、
高校山岳部っぽくてみんな巨大なザックで聖岳小屋方面へ下りていきます。
あんまり遅くなってもいけないので、わたしたちも小屋へ歩きだします。
バイケイソウの葉っぱとマルバダケブキのお花畑をどんどん下り、
上河内岳と小屋の分岐までくると道は木道になって小屋にはすぐ着きます。
さっきの高校生たちの大きめテント4張と単独の男性のテントが2張。
それと我が家で合計7張。きれいに整地されてて50張いけるそうですが
ガラガラなのでゆったりとスペースを使わせてもらいました。
受付をしに小屋へ行くと、
『お疲れ様です。お茶をすぐ入れますから飲んでください。クッキーもどうぞ!』
なんてステキなサービス(*^_^*)
日本茶(静岡県だから?)とクッキーをおいしくいただきました。
ついでに小屋のお兄さんがウェルカムギター演奏もしてました(^∀^)
なんかアットホームだぞ。南アルプス。。。
全部でたった7張のテントなのに、今年初めてのテント村だ~って喜んでました(^∀^)
では、さっそくおなかペコペコなので晩ごはん準備。
お昼はさぼったので夜はちゃんとつくりますよ(^∀^)
いつものポトフ。
野菜を切ってゆでてパスタを入れてコンソメスープの素を入れて
最後にウィンナーを入れてグツグツ。。。
おなかいっぱいでまったりです。
お水が豊富なので、後片付けもかんたん。
トイレもキレイ!!!とってもいいテント場です。
睡眠不足と疲れで7時くらいには寝てしまいました。
翌朝4時20分。
簡単に朝ごはんを食べて、まずは聖岳をめざします!
荷物はほとんど置いていくので、日帰り装備だけ持っていきます。
軽くってしあわせ~♪
薊畑に戻って聖岳への登山道に入っていきます。
ガスがかかっていて薄暗いなかを登ります。
晴れてくれないかなぁ~。
森林限界を過ぎると寒いし風も強い。
ガスってるせいか、風もビュービューうなっててつらさ倍増!
天気が悪かったらいやな道だなぁ~なんて
ザレた斜面を登っていくと小聖岳に到着。
だんだん斜面が急になってハアハア登り、
山頂が近いのかな?ってまわりを見ると、富士山がすぐそこにあるじゃないですか!!!
バイケイソウのつぼみを鹿さんが食べてしまうそうで
あんまり咲いてませんでした(TДT)
すぐまたガスがかかって見えなくなるんだけど
太陽がでて明るくなって薄くなったガスの向こうに青空が見えます。
なんだかいい感じになってきた!
斜面を登りきると山頂。
まだガスってるけど待っていれば晴れるかも。
荷物をおいて奥聖岳までお散歩にいってみました。
この稜線歩きは最高に気持ちいい〜(^∀^)
向かってる間に晴れてきました!
富士山もキレイです。大きな三脚をおいて撮影してる人もいました。
その三脚持って登る体力気力は尊敬いたします。
隊長は数年前に赤石岳~悪沢岳を縦走しているのでプチ自慢しまくりです。
ワタシはまだ南アルプスは3回目なので、あんまり自慢されると
悔しくて素直に聞けない。
『赤石岳やっぱりかっこいいなぁ~~~』
とか言ってても、『けっ!』てかんじ(-"-)
もちろん、かっこいいけどね。
これから赤石岳へ縦走していくひともいました。そっちのルートもいいなぁ♪
山頂から奥聖岳への稜線はほんとに気持ちが良くって
できればあと20分くらい長い道だったらよかったのにって思ってしまうほど。
山頂に戻るころには登ってくる人も増えてました。
山頂に戻ってくるとさっきまでのガスガスっぷりがウソのような青空に大展望!
うれしすぎて、も一回記念撮影♪
下山はずっと左に富士山を見ながら。
お山がでっかくて、登るのも下りるのも思いっきりがいいです。
なんだか、これから縦走なのにもったいない下りっぷり。。。
小聖岳から振り返ると大きな大きな聖岳がありました。
登るときに見えなくてよかったかも。
大きくてかっこいいなぁ(^∀^)
ここから全容を眺めることができてよかった♪
テント場に帰ってきてお昼ごはんに岳食のにゅうめんを食べて急いでテントの撤収です。
なぜなら、今日のコースはまだまだ長いから。。。
聖岳ピストンで今日は終わりにして、
このステキなテント場でだらだらのんびりしようかな~という誘惑も
あったんですが、さすがに時間も早かったので予定通りがんばってみました。
後編は茶臼岳・光岳へ♪
我が家の初南アルプス南部テント泊記録です。
古いうえに季節外れでスイマセン。
夏休みは南アルプスのはしっこにいってきました(^∀^)
聖岳はともかく山がだいすきじゃないと絶対正しく読めない光岳。
「てかりだけ」って読んでる人がいたら、もうそれだけでその人が山好きなのがわかっちゃう。
たくさん山雑誌を見てもただでさえ少ない南アルプスの特集!
そのなかでもさらに小さい記事になってる聖岳と光岳。
なんたって、登山口から山頂まで文章10行くらいで着いちゃってます。
うーーーん。どんな山なのかな?
まだ夜が明けきらないうちの林道はなかなか恐怖でした。
あっちこっちで崖が崩れてて滝のように水が流れ落ちて、場所によっては
まるで小さな川を渉るようなところもあった。
(現在はコンクリ崩落の危険があるそうで夜間の通行は禁止されています。
出発前は必ず最新情報を確認してください。)
聖光小屋の駐車場で出発の準備。
なんとワタクシ。あたらしいザックデビュー(^∀^)
70L!ジーノンちゃんです。
しっかり腰で持ってるかんじですが、重いものは重い!
今回は17Kgを背負います(TДT)
でもこのザック。30Kg入れたって大丈夫らしい。。。
ザックが大丈夫でもワタシには背負えないケド。
車の後ろで準備中に隊長がなんか足元ちくっとしたらしくて見たら、、、ヒル!
まだ山に登ってないのに。。。
隊長のテンションはダダ下がり。
すぐ気がついたからかまだ吸われてなかったし、きれいにはがれ落ちて
出血も少なかったのでひと安心。
ホントは無理やりはがしてはいけないらしいんだけどね。
火を近づけたり、酢酸をかけたりするらしいとあとで知りました。
よい子は隊長のマネはしないでください(-_-)
小屋の目の前の登山口からいよいよ南アルプス登山スタートです。
トンネルを通って平坦な道を進みます。
もっと整備されてなくて荒れてるかんじかな~と勝手に思い込んでたので
意外と歩きやすくてびっくり。
1回150Kg。。。
サバよんでても、2人で乗って沈んだりしてばれちゃうのかな?(^皿^)
西沢度につくと、こんな案内が・・・。
増水したら使うかもですが、ちゃんと木橋があったので今回は使いません。
歩いたほうがあっという間です。
もちろん体重を隠すためじゃないですよ。
廃屋のようになってる営林所の建物の奥から急な登りが始まります。
けっこうかなりすごくひたすら急な登りの連続。。。
しかも、なぜか今回、隊長もワタシもアブに好かれてしまいました(TДT)!!!
Booooooo!!!Booooooon!!!
ずーっと、3周くらいまわりをグルグルしてついてきては、
ちょっとのあいだ消えて、またグルグル3周。。。
音がうるさいしカラダがでっかいし、けっこうこわい。
おかげで急な登りと樹林帯の暑さで休みたいのに休めない。
アブから逃げるようにひたすら登ります。
ザックが重くて決して速く逃げられないのであいかわらずグルグル3周ですが・・・。
ずっとずっと急登。。。
どこまでもつづく。。。
展望があれば気持いいのになぁ~(´Д`)
隊長も今回はザック重量24Kgくらい。足が進まない。
バテバテで休憩してランチ。
今回はつくりません!
たぶん疲れて作りたくないよねーという読みでした。
ランチパック様おいしいです(^∀^)
2314.1mですよ。なんで、まだ樹林帯なの~!
さすが森林限界の高い南アルプス。
それでも、ここからもうひと登りすると・・・。
やっと景色が変わったー!!!
やっぱりアルプスはこうでなくっちゃ!!!
南岳、上河内岳、光岳方面が青空に映えてキレイ~。
見える山々が緑色で雪渓とか岩があんまりないのも新鮮。
もうここまで来たら、小屋まで20分の下りなので安心してのんびりできる。
じつはここまでほとんどお花がありませんでした。
いきなり色とりどりのお花さんたちであふれてますヽ(^∀^)丿
お天気がよくてここをはなれるのがもったいなくてダラダラと写真撮影タイムヽ(^∀^)丿
アブのグルグルも1周くらいになってくれたので安心です。
薊畑で休憩中、聖岳からグループが下りてきたなって見ると、
高校山岳部っぽくてみんな巨大なザックで聖岳小屋方面へ下りていきます。
あんまり遅くなってもいけないので、わたしたちも小屋へ歩きだします。
バイケイソウの葉っぱとマルバダケブキのお花畑をどんどん下り、
上河内岳と小屋の分岐までくると道は木道になって小屋にはすぐ着きます。
さっきの高校生たちの大きめテント4張と単独の男性のテントが2張。
それと我が家で合計7張。きれいに整地されてて50張いけるそうですが
ガラガラなのでゆったりとスペースを使わせてもらいました。
受付をしに小屋へ行くと、
『お疲れ様です。お茶をすぐ入れますから飲んでください。クッキーもどうぞ!』
なんてステキなサービス(*^_^*)
日本茶(静岡県だから?)とクッキーをおいしくいただきました。
ついでに小屋のお兄さんがウェルカムギター演奏もしてました(^∀^)
なんかアットホームだぞ。南アルプス。。。
全部でたった7張のテントなのに、今年初めてのテント村だ~って喜んでました(^∀^)
では、さっそくおなかペコペコなので晩ごはん準備。
お昼はさぼったので夜はちゃんとつくりますよ(^∀^)
いつものポトフ。
野菜を切ってゆでてパスタを入れてコンソメスープの素を入れて
最後にウィンナーを入れてグツグツ。。。
おなかいっぱいでまったりです。
お水が豊富なので、後片付けもかんたん。
トイレもキレイ!!!とってもいいテント場です。
睡眠不足と疲れで7時くらいには寝てしまいました。
翌朝4時20分。
簡単に朝ごはんを食べて、まずは聖岳をめざします!
荷物はほとんど置いていくので、日帰り装備だけ持っていきます。
軽くってしあわせ~♪
薊畑に戻って聖岳への登山道に入っていきます。
ガスがかかっていて薄暗いなかを登ります。
晴れてくれないかなぁ~。
森林限界を過ぎると寒いし風も強い。
ガスってるせいか、風もビュービューうなっててつらさ倍増!
天気が悪かったらいやな道だなぁ~なんて
ザレた斜面を登っていくと小聖岳に到着。
だんだん斜面が急になってハアハア登り、
山頂が近いのかな?ってまわりを見ると、富士山がすぐそこにあるじゃないですか!!!
バイケイソウのつぼみを鹿さんが食べてしまうそうで
あんまり咲いてませんでした(TДT)
すぐまたガスがかかって見えなくなるんだけど
太陽がでて明るくなって薄くなったガスの向こうに青空が見えます。
なんだかいい感じになってきた!
斜面を登りきると山頂。
まだガスってるけど待っていれば晴れるかも。
荷物をおいて奥聖岳までお散歩にいってみました。
この稜線歩きは最高に気持ちいい〜(^∀^)
向かってる間に晴れてきました!
富士山もキレイです。大きな三脚をおいて撮影してる人もいました。
その三脚持って登る体力気力は尊敬いたします。
隊長は数年前に赤石岳~悪沢岳を縦走しているのでプチ自慢しまくりです。
ワタシはまだ南アルプスは3回目なので、あんまり自慢されると
悔しくて素直に聞けない。
『赤石岳やっぱりかっこいいなぁ~~~』
とか言ってても、『けっ!』てかんじ(-"-)
もちろん、かっこいいけどね。
これから赤石岳へ縦走していくひともいました。そっちのルートもいいなぁ♪
山頂から奥聖岳への稜線はほんとに気持ちが良くって
できればあと20分くらい長い道だったらよかったのにって思ってしまうほど。
山頂に戻るころには登ってくる人も増えてました。
山頂に戻ってくるとさっきまでのガスガスっぷりがウソのような青空に大展望!
うれしすぎて、も一回記念撮影♪
下山はずっと左に富士山を見ながら。
お山がでっかくて、登るのも下りるのも思いっきりがいいです。
なんだか、これから縦走なのにもったいない下りっぷり。。。
小聖岳から振り返ると大きな大きな聖岳がありました。
登るときに見えなくてよかったかも。
大きくてかっこいいなぁ(^∀^)
ここから全容を眺めることができてよかった♪
テント場に帰ってきてお昼ごはんに岳食のにゅうめんを食べて急いでテントの撤収です。
なぜなら、今日のコースはまだまだ長いから。。。
聖岳ピストンで今日は終わりにして、
このステキなテント場でだらだらのんびりしようかな~という誘惑も
あったんですが、さすがに時間も早かったので予定通りがんばってみました。
後編は茶臼岳・光岳へ♪
引き返してきました。
いつ行かれるかわかりませんが、夢の頂です。
椹島で同室の夫婦が聖岳へピストンと聞きましたが、あの時もう1泊
できたら聖まで行けたのに、と今でも二人の口癖です。
まぁ荒川三山~赤石岳も3年越しで実現できたのだから、気長にその時を
待ちます。後半、茶臼岳楽しみです。
(バスから「あの吊り橋をわたって行くと茶臼岳だと」知らされました。)
赤石岳から聖岳のルートも雄大でいいですよねぇ。
我が家もいつかここを歩いて、百間洞で名物とんかつを食べるのが夢!
>あの時もう1泊
できたら聖まで行けたのに、と今でも二人の口癖です。
そうでしたね〜。
でもまた行く楽しみがありますもんね♪
>あの吊り橋をわたって行くと茶臼岳だと
畑薙大吊り橋ですね♪
南アルプスってワイルドな吊り橋が多いですよね。
ウチは隊長が吊り橋苦手なので
そのルートは行けるかどうか。。。
でもいつか渡ってみたい橋です!!!