yama+café

おいしい山のぼり

2011年06月


2008年の夏の初テント泊縦走の記録です。

2008年黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・雲の平へ。【前編】

6:30出発

もっと早く出るはずが、テントの撤収に時間がかかって
大幅に予定をオーバー。
三俣山荘にいくともうほとんど出発したあとで、鷲羽岳へ登る人たちが見える。

斜面をジグザグジグザグ・・・。

富士山の登りに似てるかも。
飽きそうな単調な登り道なんだけど、

まわりにひろがってる景色が気持よくて
どんどん登れちゃう♪



遮るものも何もなくて、遠くの山々まではっきり見える。
昨日越えてきた黒部五郎岳のカールが大きい。



しょっちゅう足をとめて、景色にみとれてしまう。



すこし登ると、また景色がかわる。





山頂に着くと、
燕岳から槍ヶ岳へつづく表銀座、後立山連峰、白山、乗鞍岳などなどがずらり。



まだまだ修行中のやまのぼ隊。山座同定はかなりあやしいです。
朝の澄んだ空気が気持よくてまったり。



ツアーの人たちは記念写真を撮ってあっというまにお次の山へ。
急に静かになった山頂。もったいない感じがしたので
もうちょっと静かな山頂を満喫してから私たちも水晶岳へ向かう。



縦走路は色とりどりの高山植物が満開。









縦走路の途中にある水晶小屋はとても小さなかわいい小屋。

また、ここまで戻ってくるのでザックを置いて水だけ持っていきます。

小屋のアルバイトの女の子がかわいくて、隊長は帰ってきてからも
水晶の女の子はかわいかった~♪とウットリ。。。





疲れて一歩一歩がたいへんだったのが、ウソみたいに軽く歩ける!
荷物がないってこんなに楽だったのか~。。。






登山道がキラキラしてるな~って思ったら
そのへんに水晶がゴロゴロ

最後の急な登りをいくと山頂にとびでる。
山頂はすごく狭くて、岩がごろごろでちょっと足場が悪い。
そんな山頂の標識のまえで、ツアーの方々の記念写真待ち行列ができていた。

写真が最優先だからわたしたちや他の個人で来ている人が邪魔になるから
奥へ行こうとしても通してくれない。

「次はあたしよ」「二人で撮ろうよ」「こっちのカメラでもう一枚」

つぎつぎ飛び交うおばちゃんたちの声。



ちょっとデパートのSALE会場みたいなやかましさ。
この喧騒から離れたくて、隙をついて写真を撮ってさっさと下山。



水晶小屋に戻って、バンダナとお水をお買い上げ。
水晶をデザインした藍染のバンダナはすごくステキ。

ザックを背負うとがくっとペースダウン。
重い~(´Д`)

雲の平と鷲羽岳への分岐で太郎平小屋で同宿だった
中高年グループとばったり。昨日は黒部五郎小舎に泊まったそう。



縦走路の先にかなり遠くに山が見える。
えっ、まさか祖父岳?
あれを超えないと今夜のお宿にはつきません・・・。
祖父岳の方向にはガスが湧いていて天気が崩れそうな雰囲気。
地図に50分とでているのがウソじゃないかと思うくらい遠い。

雪渓とハシゴを過ぎてケルンの並ぶ山頂に13:30到着。
ガスでグレーのなかにぼんやりいくつもケルンが・・・。
展望は当然ゼロ。



とつぜん雪渓を踏み抜いて、右足が太ももまではまりました。
足を引っこ抜いて歩き出しても、そろそろ疲れもあってなんか不機嫌モードのスイッチオン!

隊長に八つ当たりして雲の平山荘でケーキセットをおごってもらう約束で機嫌をなおします。
あれ?鬼嫁?
ガスが晴れてきて、雲の平を見下ろしながらガレ場の急斜面を下る。

下からはおばさんグループがこっちでいいんですか~?って
ハァハァ登ってくる。

すぐ下の雪渓がベンガラが撒いてあるのに×印があって大きく迂回してきたとのこと。

今から水晶小屋まで行くのは時間的にきついだろうなぁ
と思いつつ、他に小屋もないので頑張ってくださいと見送る。

下りの雪渓の入口にはベンガラがあるだけ。
普通にわたると確かに反対には×印。
一方通行?



道は木道に変わって、ひたすら歩く。



木道だからラクチンかと思ったら、これが意外とアップダウンつきの木道で。。。



もうグダグダに疲れていて、今朝テントの撤収に時間がかかった不安や
明日の行程の長さにも不安で、ここでとうとうテント泊から
小屋泊へ変更決定!!



まっすぐ雲の平に下りるコースは
通行不可なので、ひたすら雲の平を眺めながらぐるっと木道コースを歩く。



かなり木道に飽きたころ雲の平山荘に到着14:50。

私はレアチーズケーキのセット、隊長はチョコレートケーキのセット。
久しぶりの甘くて冷たいケーキでしあわせ♪
コーヒーか紅茶のセットで900円なり。

小屋には水がないので、お散歩がてら水場まで。



歩きたくなければ湯ざましはもらえます。
テント張らないでずるしちゃったからね~。水くらいは汲みにいかないとね!



スイス庭園に寄り道して水場へ。


テント場の水場の水はすごく冷たくておいしい水です。
そばに黒ユリが咲いていてかわいかった。



晩ごはんは具だくさんの粕汁。あったまっておいしかった。
小屋の方の、どうして粕汁なのかという解説つきでした。


隊長が左利きなので、配膳が左利き仕様(*^_^*)

このあと、また外の景色を眺めたり。。。
ごはんの後片付けもしなくていいし、小屋泊まりはやっぱり時間のゆとりがあって
のんびりですなぁ~♪



夕日に染まる山を眺める時間もたっぷり。



この日の小屋は空いていたので、ふとんは一人一枚でちゃんと使えました♪

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最終日。5:20出発。



アラスカ庭園は気がつかないまま通過。
木道をひたすら歩く。黒部五郎岳をずっと眺めながら歩く。

ガイドブックには木道終点から急な滑りやすい岩場とあったので、まだかまだかと
気になって早足になっていたみたい。

結局、ここの木道はコースタイムの半分くらいで歩いてしまった。

薄暗い樹林帯に入ると、もう本当にすべりやすい岩ゴロゴロの下りがはじまる。



岩が大きくてまたぐのも乗っかるのも大変!

このあたりから薬師沢小屋に泊まった人たちがどんどん登ってくるのに出会う。

同じ年くらいの単独の女性もいて、すごいなぁ~って見とれてしまった。

樹林の隙間から向いの稜線のず~っと上の遠くにに小さく小さく太郎平小屋が見える。
まだまだだと思うとちょっとげんなり(´Д`)

こういうところは、下りの方がラク?登りの方がラク?
沢音が聞こえてきて小屋が見えてくる。



ロープでずるずるな斜面を下ると、かわいい道標が。
そういえば雲の平から高天原温泉小屋が見えたっけ。この山旅を計画してるとき
ほんとうは高天原温泉もコースに入れたかったんだけど、自分の体力と
会社の休みを考えてあきらめました。



いつか温泉入りに行こう!!!





ほんっとにここの水はおいしい。薬師沢小屋を過ぎると気持ちのいい木道。



お花満開でした。









太郎平小屋について、小屋でお昼ごはん。まだランチには早くて30分くらい待ってカレーを注文。

食べてるうちに雲行きがあやしくなってくる。
初日みたいな天気になってしまい、登山口への下りはまた薬師岳も雲の中。

とってもたのしい大満足な夏休みでした。

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いま思い返してみても、楽しいかったなぁ~とウットリ♪
百名山に3つも登れるゴールデンコースだ!!と勢いで行ってしまったけど。

結局テントは1泊しかできず、重荷になっただけなへなちょこぶりだけど。

山ごはんもたいしたものは食べてないけど。

でも2度とない初めてのテント泊!

ことしはまだテント出してないけど、そろそろどこか行きたいな~。。。

ちょっと昔話を。。。

ウェブリブログから完全お引越しを考えてまして、
第一弾は、2008年8月の『黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・雲の平縦走』。

我が家にとってこれが、初テント泊なわけで。
大きいザックは、とてもとても重かった思い出です。


登山口の折立へ行く、ゲートは時間になっても開かず。。。

どうしたのかと思ってたら係の方が来て、大雨でこの先に崖崩れがあって
通行できるか調べてるから待ってくれ、と。。。

しばらく待って、無事に通過。
折立へ到着したものの、外はすごい雷雨になっていて
カミナリの音が近くの空で鳴っていて、この中を歩くのはさすがに怖い。

がっっっかりして、とりあえず車中爆睡。

うっかり本気で寝て、起きたのは8時30分。いつのまにか外は小雨。
雷も聞こえなくなってる。
まわりの車中のひとたちもいつの間にか、出発していたらしいです。
あわてて準備して9時5分出発。

すごくよく整備されていて歩きやすい道。

石畳や階段の道をくりかえして、
休憩用ベンチも疲れたなぁ~と思うとでてきて、ちょうどいいです。



このあたりからは天気が良ければ薬師岳がどーんと見えるはず!
なのになんにも見えない。まっしろ・・・。

初めてのテント泊装備で重い荷物と今朝の雨で冷えていたせいか、
とうとう隊長の脚が限界MAX!
だましだまし歩いたけど、ほんとにつってしまったの歩けません!!



座るともっと痛いというので、立ったままぐいぐい隊長の脚を
マッサージしていく。

ちなみにワタシはどんなに疲れても脚をつることはありません!
体質なのかなぁ~?

ヨロヨロしながら、4時30分太郎平に到着。
小雨が降ったり止んだりしていたので、そういえばまともにごはんも食べなかった。

雨の中、ここからさらにテント場まで歩いてテント張る気力もなくなって。
寒いし、お腹すいたし、疲れたし。

まさかのあっさり小屋泊に変更です(´Д`)

部屋に荷物を置いたら、自炊場でお昼ごはんと早めの晩ごはんです。

会社の先輩のつくるココナッツグリーンカレーがとてもおいしくて。
山で食べたくて、ざっくりレシピを教わってきました(*^_^*)

ところが、香辛料とかがセットみたいになってる袋を開けた瞬間からすごいにおいが!
香辛料のにおいが周りに充満して、その場にいた他のヒトたちまでゲホッゲホッ・・・。
まるで○リン事件(゜Д゜lll)

意を決して食べてみたそのお味は・・・。
激辛すぎて味がわからない。

先輩のは、もっとマイルドでおいしかったのに・・・。
辛すぎるなんてことはなく。不思議だなぁ~?
もう二度とこのペーストは買わないと心に決めました。
自炊部屋にいた皆様ほんとにごめんなさい。



散歩に出ると、少し明るくなっていて黒部五郎岳や水晶岳の方向が
雲に隠れたり、でてきたり。



あいかわらず薬師岳もガスの中。



でも明日は晴れそうな気がしてきた~♪



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雨と風の音で目が覚める。
かんたんに朝ごはんをすませて、外へ出てみると見えるのは
数メートル先までの木道だけ。



しばらくは勾配もないのでぐんぐん進む。

木道の両脇にハクサンイチゲやチングルマの群落がガスの中に
ぼんやりと浮かび上がってくる。

北ノ俣岳でおやつ休憩にしようと思ってたけど、山頂は風の通り道で
寒いので少し先までがんばって、登山道のはしっこでおやつタイム。



雨はやんで少しずつ明るくなって遠くの山々が少しずつ見えてきた!



明るくなったり、暗くなったり。
雲の動きが早くて、あっというまに天気が変わっていく。
こういうのも、山にいるって感じがして好き。




ふうふういいながら、黒部五郎岳の肩に到着。

荷物を置いて山頂へ。

11時20分。



42座目の百名山~(^O^)

まっしろで何にも見えないし、そそくさ山頂から下りまして。

カラダがすっかり冷え切ってしまい、雨具を着てからカールを下ります。



かわいい屋根の黒部五郎小屋がむこうにちょこんとあります。
近いのかな?と思ったら。



あまかった。。。

カールに下りてきて振り返るとガスが晴れた!!



きれ~い(^∀^)

すっごい感激!これが見たかったの~♪



沢を渡り、稜線から小屋が見えていたからかなりのほほん歩きです♪



岩ゴロゴロを過ぎると樹林の中に入って

どんどん下っても小舎はまだまだ・・・。

樹林の中で展望もなく、蒸し暑くてイヤになったあたりでやっと樹林を抜けると
木道の先に赤いかわいい三角屋根が見えてくる。

小舎の前には水槽に冷えたトマトにリンゴ、ビールが!!!!

特にビール様がわたしを呼んでる気がしたけど、今日の目的地は三俣山荘。

がまん、がまん(´Д`)

三俣山荘へは、小舎の裏手からいきなり急な登りからはじまる。



太郎平小屋でなかよくなったおじさんたちは、
行けたら三俣山荘だけど、たぶん黒部五郎小舎に泊まると思うって
お話していた。



ワタシたちも、あそこでビールで乾杯でもよかったんだけど。。。



お花たちに励まされながら、ひたすら先へ一歩一歩足を出していく。



進むスピードはすごくゆっくり。
でも空には青空がどんどん増えて、景色はよくなっていく。



こんな景色が見られれば、がんばれるんだ!!!

再び稜線にでると、真っ青な空に双六岳や三俣蓮華岳がど~んとお出迎え。






コバイケイソウが咲いてる~♪



山のかげから突然顔をだしたのは、槍ヶ岳!!!

山好きならだれでも知ってる、北アルプスのシンボルですよね(*^∀^*)



かっこいい~!!!



今回は三俣蓮華岳は寄らずにまっすぐ小屋へ。

テント泊の手続きに行くと、

表銀座の山々を写真に撮ろうとする人で小屋の前はいっぱい。

小屋の中もいっぱい・・・。ちなみにこの日の小屋は2人で1枚の布団。

しかもトイレ前の廊下まで布団が敷かれてます。臭いがきついし、夜中トイレに
行く人が通るたびに目が覚めるのまちがいなし!

テントでよかった・・・。



晩ごはんはラーメンとレトルトカレー。

ああ、初テントなのにタオル干したまんまで撮っちゃったよ(´Д`)



三俣のテント場は小屋からちょっと離れてるから、トイレは少し困るけど
水場は目の前だし、なんといってもこの絶景!

これは来る価値アリ♪

夕焼けに染まる槍ヶ岳を見に、また小屋までお散歩。
今日はあっちにいる人も幸せだろうな~。



夜中、テントの外に出たら満点の星空でした{%キラキラwebry%}

そんな星空のなか常念岳のうえには雷雲が広がってビカビカ光ってます。

遠くて音は聞こえないけど、稲妻が縦や横に走るたびに周りの山まで
光ってすごく印象的。

迫力の天体ショーを眺めて、眠りにつきます。

あしたは、いよいよ鷲羽岳へ登ります。

後編へつづきます


初テントでいきごんでいったはずなのに、あっさり小屋泊に寝返ってるあたり
ダメダメっぷりは、最初からか~。

しかも、まさかの山ごはんの失敗(゜Д゜lll)
なにもそんな激しい失敗しなくたって。。。
でも家でもつくったことないものをいきなり山で作るチャレンジ精神は
このころから変わってないのね。

三俣でもレトルトにラーメンだし。
テント泊するだけで精一杯だったんだなぁ~(´∀`)
久しぶりに山でラーメン食べたくなっちゃった。まえは4回でかいてたレポを
2回にまとめたので長くて大変だと思いますが、ぜひぜひもう1回お付き合いくださいませ。


夏山シーズンを目前に買いだめしてきました!
石井スポーツが、いまSALE中でお安いんです。

日帰りだろうとテント泊だろうと、
山ごはんは、ほぼ自炊。

ということは、当然ガスなし山行はありえない。
年間でいくつ使ってるんだろうな~。

お泊まり登山には足りなくなるのが不安で
ついつい満タン新品を持っていってしまいます。

残りが軽くなったチャプチャプ音がする缶は、日帰りのときに
持っていくわけですが。

意外にチャプチャプはしっかり使えて、
なかなか空っぽにならない。

ちょび~っとずつ、残ったガス缶が家にはゴロゴロ。。。

収納場所をとってしかたないので、なんとか減らしたいところ(´Д`)

我が家はこのエピガスがメインで。
なぜかというと、バーナーがみんなエピだから。

結婚前から隊長が持ってたバーナー。
あ、メーカーのHP見たらストーブっていうんですね(゜∀゜)



風防がついてるのと。



大きい鍋をのせても安定するのと。

結婚前にワタシが買って使ってたのは雪の結晶マークで
おなじみsnow peakの『地』。

ワタシの愛情サイズで写真大きくしときました(*^∀^*)



火力は強いし、なんといってもたたむととっても小さいのがスグレモノ!!

・サイズ:φ106×67.5�o
・材質:ステンレス、アルミ、ブラス
・収納サイズ:46×35×82�o
・重量:105.5g
・出力:2,500kcal/h
・ガス消費量:210g/h


だいたいカップラーメンくらいしか食べてなかったから
お湯が沸かせれば十分だったし。



ところが、突然のライバル登場!!
火力が強くてコンパクト。snow peakとキャラまるかぶり(゜□゜ll)

山と渓谷3月号でいただいたストーブ。

REVO-3700

・使用時
 86mmH x 152mmφ
・収納時
 89mmH x 52mmD x 52mmW
重量 : 111g
出力 : 3700kcal
  (230レギュラーガス使用時)
最高出力 : 4200kcal
  (230パワープラスガス使用時)
ガス消費量 : 308g/h
燃焼時間 : 60分

火力の微調整がスムーズで弱火もラクラクできる、さすがのエピおすすめストーブ♪

snow peak『地』は我が家では3対1でなんとなく肩身のせまい思いをしてるけど。

ワタシとしては、宮之浦岳へいくとき初めての避難小屋泊りで
シュラフもマットもレンタルだったけど、
これだけは!!と思って山ショップで買っていった思い出のつまったモノ。

大切にしていきたいバーナーです(*^∀^*)

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